地球に優しいエコロジーな発電方法、それが太陽光発電です。マイホームの屋根に取り付けることで我が家の電気を賄える電力を発電することができる大変便利なものですが、大切なポイントはどのくらい発電できるかというシミュレーションです。この発電量はさまざまな要素に左右されますが、中でも発電モジュールの数や方角、屋根の傾斜角度、日光を遮る環境がないかどうかなど、住まいの個性によっても大きく変わってきてしまうのです。日本では年間平均システム発電量が1kwあたり、1000kwで、日本の平均的なシステムが3kwですから年間3000kwの発電量を得られる計算になります。

この数値は年間の電気使用量の55%程度を賄う電力で、さらに大きなシステムを取り付けることで年間の70%もの電力を自家発電で賄えることもあります。我が家がどのくらいの発電ができるかということは事前のシミュレーションである程度予想をつけることができます。マイホームのある地域の平均日照量や月に何日程度晴れるか、それに太陽光発電システムの容量をかけ合わせて計算します。実際には発電量にはロスがあるので計算の80%程度の発電量というケースが多くあります。

メーカーが発表しているモジュールの発電量は効率が100%の条件の場合なので、実際の発電量はそのさらに8割程度になりますので、そうした計算も入れて、取り付け業者に太陽光発電のシミュレーションをしてもらいましょう